ブルーバック
2008/07/04(Fri)
ブルーバック


 ティム・ウィントン/作 小竹由美子/訳 橋本礼奈/画   さ・え・ら書房 ○

 【2008(H20)夏 5・6年課題図書】

 エイベルのふるさとはオーストラリアの人里離れた入江。
 あわびとりの名手である母親と自然の恵みを受け、幸せに暮らしていた。

 ある日、母と共に海にもぐっていたエイベルは巨大な魚と出会う。
 年とったブルー・グローパー。(ベラの仲間で食用になる。)
 美しい海を悠々と泳ぎ回るその魚にエイベルはブルー・バックと名前をつける。
 生涯の友。もぐる。観察する。触れてみる。
 五感のすべてを使ってエイベルは海をブルー・バックを理解しようとする。
 
 そんな彼をいつも導いてくれたのが母親のドラだった。
 彼女は海そのものであり、
 自然と人間の共存という難しげな問題をいともやすやすとクリアーしてしまう存在だった。

 二人とも海を大切に人生を進んでいく。
 どちらの生き方も、これからこの美しい地球を守っていくのにとても大切なことを教えてくれる。
 どんな人間もドラかエイベルのどちらかにはなれる。
 ならなくちゃいけない、と思う。

 
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